「のぞみ」再び

読売新聞に火星再挑戦、露探査機への同乗検討…日本の研究陣という記事が掲載されました。

以前火星付近まで行きながら、電気系統の故障主エンジンが使えず到達できなかった「のぞみ」で観測予定だった火星の大気観測を、ロシアの火星探査衛星に小型衛星を乗せてもらって運んでもらい実現しようと考えているみたいです。

これが実現できるとのぞみの無念が晴らせるかもしれません。ところで、


「のぞみ」の開発には200億円かかった。ロシア探査機に載せる小型衛星なら火星に到達する燃料が不要な分、安く上がる。製造費は10億円程度ですむという。(2004/7/3/16:20 読売新聞)
とあります。のぞみの観測装置が、火星の大気観測だけとは限りませんが、のぞみのほとんどの開発費は火星までの推進装置のためだったと言うことでしょうか。このあたりのノウハウの蓄積がまだ不十分なのですかね。

ところで、この記事ではこの計画を推進しているのが日本の研究者たちとなっていますが、日本の宇宙開発を担当しているJAXAはかかわっていないのでしょうか?。H2Aのほうで忙しのでしょうかね。